エアコン部品交換

異常な暑さが続いていた真夏のとある日に、エラーでエアコンが停止してしまうとご依頼がありました。

しかも、事務所のエアコン。それは早急に対応しなければ!!

エラーコードを聞くと【A3】との事。(メーカーはダイキンさん)

ふむふむ。夏のピークに出没するアレですね👻

毎年この修繕はあちこちのお客様から依頼があります。

エラーの内容は

・冷房運転中に室内機ドレンパン内の水位上昇によりフロートスイッチが作動し、停止します。

簡単に説明すると、エアコンは内部で発生した結露水を受けるお皿(ドレンパン)に水が溜まり、ドレンホースを通って室外へ排出される仕組みになっています。

そしてドレンパンには一定の結露水が溜まると溢れないようにお知らせしてくれるスイッチ(フロートスイッチ)があります。

溜まった水がうまく排水出来ていればスイッチが作動することはありませんが、排水出来ないので水が溜まってしまいスイッチが作動して、エアコンがエラー停止するといった流れです。

ひどいとエアコンから水漏れが発生してしまいます⚠️

では、なぜ排水が出来なくなってしまうのか・・・

写真を見れば一目瞭然です。

何かが詰まっていますよね?

これは何かと言うと・・・

ドレンパンに溜まった汚れ(カビやホコリ)です!!!!!

before・afterが分かるように一部分拭いてから撮影。

こんなに汚れているとエアコンを起動した時にイヤなニオイが発生するケースもあります。

シーズンインでエアコンをつけると

あれ?なんかクサイかも?と感じたことありませんか?

その場合、汚れがある可能性大です。

この汚れが混じった冷風にあたっていると思うとゾッとしますよね。

もしや、ここまで溜まっているとドレンホースが汚れている可能性も!?

ということでバキュームしてみると・・・

しっかりいましたね。アレです、アレ。

私たちは

通称:どぅるどぅる

と呼んでおります。

ここまでの汚れを見てお客様はビックリ👀しておりました。

その後ドレンパンの汚れも取り、部品交換して試運転で正常に作動している事を確認し、無事に作業完了しました。

あわせてお客様には、エアコンの使い方やメンテナンスのお話をさせていただきました。

エアコンはメンテナンスがとても大切です。

上記のようなドレンパンだけでなく、フィンも汚れが付着していると結露水と一緒に流れて、ドレンパンに溜まってしまうこともあります。

ドレンパンと同様、内部メンテナンスが必要となります。

今回のお客様は2年ほどの使用しかしていないとの事でしたが、使用頻度によって数年でも発生してしまいます。

保守点検だけでなく内部洗浄も大事なメンテナンスです。

業務用エアコンは家庭用エアコンに比べて、設置台数も多くなるため、メンテナンスまでは…とおっしゃる法人のお客様は多くいらっしゃいます。

保守点検・内部洗浄・修繕などメンテナンスのトータルサポートを自社で行うことにより、より良い状態でお客様に機器をご利用していただけるのが私たちの強みです。

法人のお客様にあわせたメンテナンスプランをご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。